汗と体臭
わきが
多汗症
加齢臭
健康のお話
汗と臭いの悩み
現代に生きている私たち人間にとっては、「集団生活」が欠かせないシステムです。集団のなかで、補い合い、助け合い、協力しながら生産・消費しているのが今の社会の基本です。
しかし、集団社会のなかで生きていると、個人の性格や性質が「特異」なものとして見なされることがあります。
その性質は、生まれもったもの(遺伝)や、成長過程(思春期のホルモンバランスなど)にみられる一時的なもの、生活環境の影響で培ったものなどさまざまです。
それぞれに「個性」なのですが、時として特異なものとみなされてしまったとき、強いストレスとなって精神的に影響を与えることがあります。
俗に言う対人恐怖症、閉所恐怖症、赤面症などなど、病気とまではいかなくても、苦手とする行動や場所は誰しも持っているでしょう。それらは特に、人とのコミュニケーションのなかでの多くのストレスが強い原因が考えられます。
汗の量が多い、体臭が気になるという悩みも、実に多くの人が抱えている問題です。中でも、精神的に強い悩みとなって悪循環してしまう症状に、
・多汗症
・腋臭(わきが)
・加齢臭
があります。単なる汗かき、しばらく風呂に入っていない…といった思い当たる理由がなくても、感じてしまう症状です。
他人に対して、軽い気持ちで、「汗くさいなぁ」「臭うなぁ」と言ってしまうようなことって、よくありますよね。言葉にせずとも、心の中で思うことはしょっちゅうではないですか?
発言者からすれば、些細なことですが、悩みを持っている本人にすると、相当大きな精神的ストレスになります。ストレスはホルモンのバランスを崩し、余計に汗をかいたり、交感神経の働きが不安定になって過剰な皮脂が分泌されたりします。
よく洗い体を清潔にすることなど、基本的な体のケアはもちろんのこと、心の中が健やかでないと、悪化することのある症状なのです。
| 多汗症・腋臭(わきが)・加齢臭
参考となるサイトとなります