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多汗症の原因

交感神経の異常事態が多汗症の原因です。交感神経が働き過ぎると、エクリン腺より過剰な汗が分泌されます。

交感神経は自律神経(自分の意思とは無関係に作用する神経)のひとつで、心臓の働きの促進、血管の収縮、胃腸の働きの抑制、瞳孔の散大などの作用をつかさどっています。 つまり体の激しい活動を活性化させる神経です。

エクリン腺とは、汗腺ののひとつです。汗腺とは、皮膚にある汗を分泌する穴のことです。汗をかいたときに、毛穴から水分が吹き出すように見えることがありますが、これが汗腺です。額の汗などは、はっきり見えますよね。

汗腺は全身にくまなく分布していて、実は見えないものも多いのです。汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。エクリン腺からの汗は、体温を下げるために分泌されています。アポクリン腺は、毛穴にあることが多く、臭いを発します。

では、どういうときに交感神経が異常事態に陥るのでしょうか。

多汗症が主な症状として出やすい内科的疾患として、甲状腺機能障害、褐色細胞腫、先端肥大症が挙げられますが、ほとんどの場合は、緊張、不安などのストレスが原因となります。

誰しもが、ストレスを感じると汗をかくものですが、ストレスを受けて交感神経がどれぐらい刺激されるかは、個人差が大きいものです。

人の視線を感じただけでも、したたり落ちるほどの発汗が見られるぐらいであれば、治療の必要性があると見なされます。

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