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多汗症の診断
汗が普通より多く出る」というのが多汗症の症状なので、病的な診断としては非常にシンプルです。本人が、不快に感じるほど汗が出るならば、多汗症と言えるでしょう。しかしその原因には、病的な場合と心理的な場合があります。
病的なものというのは、代謝機能や自律神経が障害を持っている場合です。甲状腺機能障害、褐色細胞腫、先端肥大症などが挙げられます。これらは、時や場合に関係なく、多量の汗が出ます。また、全身に発汗が見られることも特徴です。病気が原因の多汗症は、汗をかくこと以外にも体の不調を感じます。
全身に汗をかき、体調に変化があったり、違和感を感じる時には、内科的疾患を疑ってみることが必要でしょう。
部分的な多汗症の場合は、体質や性格、生活環境によるものが大きい原因となっています。例えば、肥満体質、ダイエット、生活リズムの乱れ、神経質な性格の人は、部分的に多量の汗をかくことが多いようです。
この場合は、交感神経が過敏になり過ぎていって部分的に発汗が進んでいるだけなので、副交感神経を働かせるようにリラックスする環境を作り出してやれば、バランスをとることができます。
しかし、多汗症になりやすい人は、汗をかくことがさらなるストレスとなって、悪循環に陥ることもあります。
多汗症の原因| 全身の多汗症
参考となるサイトとなります