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全身の多汗症

多汗症そのものは、不快な症状ではあるものの、命に危険を及ぼす病気ではありません。しかし、特に全身に汗をかく症状が続く場合には、病気を抱えている可能性が大きくあります。

全身の多汗がでる病気は、「神経の伝達機能に障害が起こるもの」と「代謝異常、ホルモンバランスの乱れ」があります。

前者では「甲状腺機能亢進症(バセドウ病、甲状腺炎、プランマー病など)」、後者では「更年期障害」が代表例としてよくあげられています。

★甲状腺機能亢進症
甲状腺ホルモンの分泌量(活性)が過剰になる疾患。甲状腺ホルモンは、体にエネルギーの利用を促すホルモンで、過剰になる事で全身の働きが過剰になる。エネルギー消費量が多いので心臓の働きが活発になり発汗のほかにも、多尿、高血糖などの症状が出る。多飲多食しても体重が減少しやすい。代謝がよすぎて、肌がきれいになるのも特徴。遺伝しやすいといわれているので、家族に既往歴がある人は注意しておいたほうがよい。

★更年期障害
病気ではないが、エストロゲンの減少によるホルモンのバランスが崩れることで起こる体調不良のこと。閉経期前後の女性に起こりやすい症状だが、男性にも見られる。自律神経失調症と同様の症状がおこり、多汗もそのひとつ。時期が過ぎると自然治癒するものだが、あまりにもひどい場合にはホルモン治療で症状を軽くすることができる。

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