トップページへ戻る > 顔面の多汗症
顔の多汗症も、精神的な要因の大きいものです。緊張したときに額からボタボタと汗を流す様子は、漫画などでも誇張して描かれるくらいよくある症状です。
頭にかく汗が、毛穴のつまりなどによって限界量を超えて、顔の汗腺から出てくるということもあり、頭部を清潔にしておくことで、多少は症状が改善するようです。
しかし、人目につきやすい場所で、肌トラブルの原因となる発汗は余計なストレスの元にもなりやすいものです。特に女性は、化粧ができなくなるほどの汗を出す場合もあり、深刻な悩みです。
発汗を抑える根本治療として、交感神経の切除という方法がありますが、顔面の場合には難しく、メンタル面でのケアと対処でなんとかするしか方法がありません。
■顔面の多汗症対策は?
★交感神経切除術
根本治療としては、交感神経を切り取ってしまう手術がもっとも確実です。ただし切除手術には、代償性発汗という副作用が現われる危険性があります。そのため、神経を全部切り取るのではなく、一部を残すことが多いそうです。
★ボトックス注射
神経の働きを麻痺させる菌を注射によって体内に入れる方法です。効果の持続には期限があるため、定期的に注射しなければなりません。
また、一度で完治するものでもありません。しかし、効果を発揮する確率は交感神経切除術よりも高いといわれています。
ボトックスといえば、アンチエイジングの方法として、美容の広告などで目にすることのほうが多くなりました。治療用のものは、成分が調整されています。
★薬剤
顔面につける薬剤は、塩化アルミニウム、塩化ベンザルコニウム液が適しています。顔の皮膚が薄く敏感です。また特に女性の場合、化粧品との兼ね合いがあるので、使用方法や用量には注意が必要です。市販の制汗剤の成分は、汗腺をふさぐことで臭いを止めてしまうもの、においの元となる細菌の繁殖を防ぐもの、の2種類に大別できますが、顔につけるものの場合、汗腺を防いでしまうとキビや吹き出物など肌トラブルの原因となるので、細菌の繁殖を抑えるタイプのものを選びます。