トップページへ戻る > わきがの治療
腋臭症の治療には、保存療法と手術療法があります。
保存療法とは、汗腺をそのままにして対処することです。
わき毛を処理することなどで臭いを軽減させるような方法があります。
手術療法では、アポクリン腺の多い皮膚を切り取ってしまう方法が一般的です。
いずれにしても治療となると健康保険が適用されるのですが、美容形成として自由診療扱いで受診すると保険の適用外になることがあるので、十分検討してください。
<保存療法>
◆わき毛の処理
腋などの毛は、皮膚上の分泌物が乾燥されるのを防ぎしまいます。
わき毛の処理をすることによって、分泌物が速やかに放出され、皮膚上に保持されるのを防ぎ、細菌による分解量も少なくなります。脱毛も同じ原理です。
しかし、根本的な原因のアポクリン線に直接作用するわけではないので、分泌される汗を減らすことはできません。
◆アルコール消毒
皮膚上の上の細菌を消毒によって殺します。
消毒用のエタノール液、イソプロパノール液を塗布します。
わき毛を処理し、皮膚上の殺菌をすればより効果が高くなります。
◆制汗剤
市販されている制汗剤は、皮膚常在細菌を殺すための成分(乾燥硫酸アルミニウムカリウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛、イソプロピルフェノール、塩化ベンザルコニウム、パラベン、トリクロサンなど)が入っていますが、アルコール消毒と効果は同じです。皮膚上の殺菌によって臭いを抑えるのがほとんどのタイプです。中には、各巻そのものを抑える塩化アルミニウムが配合されたものもありますが、日本製では主流ではありません。
◆ボトックス注射
ボトックス(A型ボツリヌス毒素製剤)を注入すると、汗の分泌を促進させる神経伝達物質を抑制させ、発汗そのものを抑えることが可能です。ボトックス注射といえばアンチエイジングの美容手段として注目されていますが、抑汗のための治療にも効果があります。1回の注入で、4〜6ヶ月持続します。
<手術療法>
◆剪除法
一般的な腋臭の手術です。アポクリン腺の多い皮膚を切りとります。
◆吸引法・超音波吸引法
わきの上部を少しだけ切り、脂肪吸引のようにアポクリン線を吸い出す方法です。
◆皮下組織削除法
皮膚を切りとらず、アポクリン腺を含んだ皮下組織を切り取ってしまう方法です。
◆切除法
わきが入っている部分を大きく切り取ってしまう手術です。切開部分が大きいため、運動障害など後遺症が残る可能性があります。